このページではお葬式の形式を4種類に分けてそれぞれの特徴を説明します。

一般葬

一般葬とは、従来型のお葬式のことで通夜式、告別式を2日間で行い、出棺をして火葬まで行う形式のお葬式のことをいいます。流行の家族葬に対して造られた言葉です。
一般葬と家族葬の一番の違いは、お葬式に出席されるかたの人数です。
一般葬では、親族の出席は当然として、故人様や喪主様などの友人や知人、会社関係の方、町内など縁があった方達を幅広くお呼びします。
家族葬に比べると、費用が高くなるイメージがありますがその理由としては
①たくさんの方をお呼びするので、必然的に祭壇のランクを上げてしまう。
②出席者に対するお礼のお品(お茶や海苔などの粗供養品)は人数に比例して数が多くなるので、返礼品の料金が上がる。
③お葬式の際の料理の数も出席者の人数に比例して多くなるので、食事の料金が上がる。
④参列していただける人数が多くなるので、大きな葬儀会場を借りる場合、ホール使用料も上がる。
ですので、一般葬だから高いという考え方は間違いで、たくさんの方にお参りに来ていただけるので料金が高くなると考えるべきです。
一般葬を選ばれる方は、個人でお仕事をしていた方、コミュニティーで役をされていた方など交友範囲が広い方、若くして亡くなられた方、従来型のしきたりに沿ったお葬式を望まれる方が多いです。
一般葬のメリットは、伝統的なしっかりとしたお別れができること。たくさんの方々とお別れができること。逆にデメリットは費用面が高くつくこと。準備などのお手間がかかる事があります。

家族葬

家族葬とは、従来型のお葬式と同じく通夜式、告別式を2日間で行い、出棺をして火葬まで行う形式のお葬式ですが、出席者の範囲を狭めて、その名の通り親戚や本当に親しい知人の方のみで行うお葬式のことを言います。
一般葬との明確な区分はありませんが、核家族化の流れがすすみ、昔ながらのしきたりや風習にとらわれない、近親者のみで行う温かみのあるお葬式を希望する人が増えてきたので、今もっとも注目されている形式です。
家族葬を選ばれる方は、派手なお葬式を望まない方、風習にこだわらず家族だけでの自由なお葬式がしたいかた、きちんとしたお別れがしたいけど費用を少しでも抑えたい方が多いです。
家族葬のメリットは、身内の方のみなので気を使わなくていい。費用を抑えることができる。デメリットは、知人にあとからお葬式に行きたかったと言われることがあります。

一日葬

一日葬は家族葬と比べて、身近な人達だけで執り行うという点は同じですが、通夜式を行わずに告別式と出棺、火葬までを1日で行うお葬式です。
一日葬を選ばれる方は、費用だけでなく時間も抑えたい方です。一般葬のメリットは、時間および費用が抑えられること、逆にデメリットは通夜式がないので、伝統的なお葬式ではないということです。

火葬式

火葬式は一般的に直葬とも言われ、一般葬と比べると通夜式も告別式も致しません。出棺および火葬のみのお葬式です。亡くなったあと、火葬ができる時間まで自宅もしくは葬儀社でご遺体を安置して、そこから棺を運び火葬を行う形式のお葬式です。
火葬式を選ばれる方は、身寄りのない方や、伝統や風習を気にしない方、費用をできるだけ抑えたい方です。火葬式のメリットは非常にシンプルで、お手間がかからない。費用も必要最低限で抑えることができることです。デメリットは儀式をほとんど行いませんので寂しいことです。

以上が、今の時代のお葬式の形式です。まずはどの形式のお葬式は自分に最適なのかを考えてみるといいと思います。