お葬式の費用

お葬式の費用は一般的に下記の3項目に分けることができます。
●葬儀一式費用
●寺院費用
●飲食接待費用

葬儀費用一式

祭壇や霊柩車、棺に遺影写真、そのほかホール使用料や事務手続きの代行費用など葬儀社に支払う代金一式を一般的に葬儀費用一式といいます。葬儀社においてはこの葬儀費用一式をセットプラン一式として、分かりやすく金額表示している会社もありますが、そのセットプランの中に何が入っていて、何が入っていないかを事前に確認することは非常に重要です。

宗教費用一式

宗教が仏教の場合、寺院費用一式と呼びます。お寺様にお渡しする御布施のことです。御布施には、通夜・告別式などの際の読経料、故人様のために頂く戒名料や院号料のほか、御膳料や御車代などがあります。
また御布施はあくまでも御礼であるために明確な金額が決まっていません。ですのでご自身で予想していた金額との差額が大きいとのちのちトラブルに発展することもあります。
最近では、御布施の金額を事前に明確に表示して販売をしてくれる会社も出てきています。

飲食接待費用

親戚を含む、参列者の方々への飲食代金や頂いたお香典に対するお返しである、お香典返しの代金などのことを言います。
飲食代金は、参加してくれた方の人数、お香典返しについて頂いたお香典の金額に対して変動していきます。
葬儀費用一式と共に、葬儀社に対して支払う金額ですが、葬儀費用一式が固定費なら、この飲食接待費用は変動費といえる費用です。

平均金額

お葬式の費用の平均金額は、日本消費者協会の第11回「葬儀についてのアンケート調査」報告書によると、全国平均で195万円でした。内訳は以下の通りです。
▶葬儀費用一式 121万円
▶寺院費用    47万円
▶飲食接待費用  30万円
過去の調査を振り返ってみると少しづづ減少傾向にありますが、まだまだお葬式の費用は高額であると考えられます。
そして重要なのはこれらの金額のうち省く、もしくは少なくすることができるものがあるということです。

必要最低限なもの、オプション

お葬式の形式のページでご説明させていただいた通り、近年葬儀の形式は大きく変化しています。
それはお葬式で何をしてあげたいのかによって最低限のものが変わってきます。
昔ながらのお葬式でお付き合いのあるお寺様を呼んで、お通夜・告別式を行い、親戚以外にも町内や会社関係、友人などたくさんの方と盛大に送ってあげたい方は一般葬がベストですので、必然的に省けるものが少ないです。
お通夜・告別式はきちんとしたいが、親戚や近い友人たちだけの少人数で送ってあげたいという方は、家族葬を選択していただければ、食事代や返礼品の費用である飲食接待費が抑えられます。
時間もないので一日葬で送ってあげたいという方は、ホールの使用料なども少し省くことができるので、葬儀費用一式を抑えることができます。
火葬だけはしてあげたいという方は、火葬式を選択していただくと、葬儀費用一式の中で祭壇料金など大きく費用を抑えることができます。
また仏教にこだわらず、送ってあげたいという方は寺院費用を省くことができますし、従来お付き合いのあるお寺様ではなくお布施の金額を少なくしてくれるお寺様を選べば寺院費用を少なくすることもできます。
つまり、それぞれ皆様がどのようにして故人様を送ってあげたいかを決めることで、最低限必要なものが分かり、かかる費用を明確にすることができます。